Intel、Atom搭載タブレットの普及に向けてAtomチップを原価割れで販売していた?

2014年2月10日 14:36

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Intelはタブレット市場でのシェア獲得のため、タブレットメーカーなどに「Bay Trail」コアのAtomチップを原価以下で提供しているという(fudzillaBARRON'Sslashdot)。

 Bernstein ResearchのアナリストであるStacy Rasgon氏によると、タブレット市場が成長してもIntelのタブレット収入は「ほとんどゼロに近い」という。同氏はIntelが1タブレット製品に対して提供している補助金の平均は51ドルになると見積もっている。一方、Intelの最高財務責任者のStacy Smithは、Stacy Rasgon氏の数字は間違ってると発言する。Intelは補助金を与えているのではなく、チップをほぼ原価で提供しているというのだ。Intelは、本来Bay Trailが受け持つと考えていた500ドルタブレット市場と異なる、199ドルから299ドルデバイスでの競争を余儀なくされている。

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