中国発の独自OS、「China Operating System」登場

2014年2月6日 17:03

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 やや旧聞となるが、中国科学院ソフトウェア研究所と上海聯彤網絡通訊技術は2014年1月、共同で中国独自のOS「China Operating System」(COS)を開発したと発表した(engadgetGIGAZINEEE TimesInfoComの記事slashdot)。

 記事によれば、COSは「他国の企業が開発したOSには国家安全保障上の問題がある」「北米に対するソフトウェア依存度を低減する」といった目的のもと開発されたOSのようで、他のOSを参考にしつつも独自に開発されたものだという(ただしLinuxベースとする記事もあり)。HTML5やJavaに対応しており、10万を超えるアプリケーションと互換性を持つ。スマートフォンやタブレット、PCといった幅広い端末で動作するという。

 中国発のOSというと、これまで「Aliyun OS」や「Kylin」といったものが取り上げられているが、その後シェアを広げているとは耳にしない。今回はどうだろうか?

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