【ひとくち情報】水素エネルギー、メタンハイドレード、特区構想

2014年1月17日 13:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  水素エネルギーが注目されている。2015年にもトヨタとホンダが水素を原料とした燃料電池車を売り出すことから注目度が高まっている。水を電気分解すれば水素と酸素になることは子供の頃に実験で教わった。ただ、福島原発のように水素爆発ということもあって、気体での扱いは難しく液化することが求められている。超低温で液化させるのかどうかでコストも違ってくるだろう。情報では千代田化工の液化水素は触媒にトルエンを使うことにより常温で可能といわれ特許も取得しているようだ。

  日本は資源から開放される期待もありそうだ。空中にいっぱいある水素をエネルギーにできるし、日本の沿岸海底には原油に代わるメタンハイドレードなる天然資源が大量に眠っているという。LNG輸入で悩まされている貿易赤字から開放される日も遠くなさそうだ。燃料電池車で大気汚染も消える。中国に燃料電池車の輸出も期待できる。アメリカがシェールガスで復活したように日本は水素とメタンハイドレードで飛躍する時代も近そうだ。

  日経平均は30日線を下回ったが、TOPIXとJPX日経400は30日線をキープしている。出来高も多い日が続いている。2月にかけて全般カサ上げ相場が続きそうである。

  期待の「特区構想」が、1月中にも明らかになりそうだ。中でも注目は「カジノ特区」である。東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄などが候補として囁かれているが、マーケットの声は沖縄復興と絡んで、沖縄が有力視されている。19日には辺野古を抱える名護市の市長選挙がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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