オンライン化で物議を醸したシムシティ最新作、オフラインモードの導入へ

2014年1月15日 14:04

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 昨年3月にリリースされた人気都市建設シミュレーションゲーム「シムシティ」の最新作は、オンラインでほかのプレイヤーが作った都市と相互に影響し合うシステムが特徴で、オフラインでのプレイには対応していなかったことが物議を醸したのだが、このたびアップデートによってオフラインモードが追加される模様(4Gamer)。

 オンラインモードでは、同じ「地域」に作られた他のプレイヤーの都市と人や資源のやり取りが発生するという、より現実の都市に近い要素が取り入れられているのだが、このためオンラインに接続しないとプレイできないというデメリットがあった(発売当初にはサーバーがアクセス集中によってダウンしプレイできなくなるという問題も発生した)。また、旧来のようにほかのプレイヤーに影響されず都市づくりをしたい、という声も大きかったのだが、発売元のElectronic Arts側はオフライン化(シングルプレイモードの追加)については否定的だった

 とはいえ、一度作った都市はその「地域」からは移動できないため、同じ地域内のほかのプレイヤーがプレイするのをやめてしまったらどうなるのか、という懸念点は以前から指摘されていた(4Gamerによる開発者へのインタビュー)。さすがに発売から1年近く経つとプレイをやめてしまうプレイヤーも増えてきそうなので、そこらへんの問題が表面化したのでは、と勘ぐってしまうが……。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | インターネット | ゲーム

 関連ストーリー:
オンラインゲームにおいても「ネットの声」と事実は異なる 2013年10月22日
常時インターネット接続が必要なゲームコンソールとあなた 2013年04月29日
シムシティの最新作、一人プレイでもオンライン必須に→サーバーがアクセス集中でダウン、ゲームプレイ不可に 2013年03月07日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事