LIXIL、ベトナム新工場が竣工 日・ASEAN向けにアルミ製品を生産

2014年1月9日 18:10

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LIXILが公開したベトナム新工場の外観(同社プレスリリースより)

LIXILが公開したベトナム新工場の外観(同社プレスリリースより)[写真拡大]

 LIXILは9日、ベトナム・ドンナイ省のロンドゥック工業団地内に建設を進めてきた工場建屋が完成し、8日に竣工式を行ったと発表した。今後、順次設備を設置し、鋳造から加工・組立まで行うアルミ製品の一貫生産工場として生産をスタートさせるという。

 同工場は、ASEAN地域のアルミ製品の製造拠点としては、タイに次ぐ2か所目で、主な生産品目は、住宅やビルなどのサッシ、ドア、エクステリアなど。生産能力は、2015年度末に月間2,300トンとなる予定。

 LIXILでは今後、既にアルミ製品の生産・供給を行っているトステムタイと協働し、日本国内向けに加えて、成長著しいASEAN諸国などへアルミ製品の安定供給を図っていくとしている。

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