関連記事
JAXA、H2Aの後継「H3ロケット(仮)」の試射を2020年度に計画
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 JAXAは24日、H2Aの後継となる新大型ロケット(仮称H3)の試験機を、2020年度と21年度の2回打ち上げることを報告した(時事通信)。
新ロケットは固体燃料の補助ロケットなし、第1段エンジン2基のみでの打ち上げを基本とする。2020年度に計画されている1回目の打ち上げでは地球を南北に高度数百キロで周回する衛星を打ち上げる。続いて2021年度予定の2回目の打ち上げでは補助ロケットを付け、赤道上空約3万6000キロの静止軌道に衛星を打ち上げる。
液体水素と液体酸素を燃焼させる第1・2段エンジンは、配管やポンプを簡素にして信頼性を上げ、コストを削減するという。また、付ける本数を変えてさまざまな衛星に対応するための固体燃料補助ロケットも新たに開発するとのこと。H2Aの打ち上げ費は約100億円だが、新ロケットはほぼ半減の50億~65億円を目指すとしている。
スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | JAXA | 宇宙
関連ストーリー:
宇宙政策委員会の有識者グループ、再使用型ロケットの開発を提言 2013年12月21日
JAXA、宇宙飛行士の新規採用を凍結 2013年11月15日
JAXA、2022年度までにH3ロケット試験機を打ち上げる方針を表明 2012年05月12日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク