スマホゲームユーザーが遊んでいるゲームジャンルの1位は「パズルRPG」、月額課金額は「300円未満」が57.0%=サイバーAの調査

2013年12月25日 18:26

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【12月25日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 サイバーエージェント(東マ:4751)の連結子会社である株式会社 CyberZは25日、全国のスマートフォンゲームユーザー男女700名を対象に実施した「スマートフォンゲームユーザー動向」の調査結果を公表した。それによると、スマートフォンゲームユーザーが最も遊んでいるゲームジャンルは「パズルRPG」であること、月額課金額では「300円未満」が過半数であることなどがわかった。本調査では、スマートフォンのOSをiPhone、Android半数で回収している。

 遊んでいるスマートフォンゲームのタイプは、有効回答数700サンプルのうち、「アプリ(AppStoreなどからダウンロードして遊ぶゲーム)」が約6割、「ブラウザゲーム(Ameba、GREE、Mobageなどのマイページから遊ぶゲーム)」が1.5割、両方同時に遊んでいるユーザーは全体の2.5割となった。

 最も遊んでいるゲームジャンルは、「パズルRPG」が過半数を超え、次いで「カジュアルゲーム」が2.5割、「カードゲーム」が約2割だった。ブラウザゲームユーザーは、「カードゲーム」の割合が約3割と高く、アプリユーザーは、「カジュアルゲーム」および「元祖RPG」の割合が高い傾向となった。

 1回あたりの平均課金額は「300円未満」が過半数を占めた。ユーザー別にみると、ブラウザゲームのみのユーザーは「500円以上」が約4割を占め、アプリのみユーザーよりも1回あたりの平均課金額が高い傾向が確認できた。

 月額課金額の平均は「300円未満」が57.0%となり、次に「1000円以上5000円未満」が13.5%。ユーザー別にみると、ブラウザゲームのみユーザーは「5000円以上」の割合が10.4%を超え、アプリのみユーザーの割合5.6%よりも高い結果となった。

 新しいスマートフォンゲームをはじめたきっかけとしては、「今遊んでいるゲーム内で表示された広告を見て」が29.1%と最も高い結果となった。次いで、「マーケット内のおすすめを見て」が27.7%。一方、一カ月以内に課金がしたことがあるユーザーに関しては、全体の傾向と比較して、「今遊んでいるゲーム内で表示された広告を見て」が35.1%、「事前登録サービスで特典がもらえるので登録した」が21.9%と高く、スマートフォン広告の影響がやや大きいことが確認できた。【了】

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