英国、ファーウェイに対するスパイ疑惑については「シロ」と判定。ただし規制強化は行う方針

2013年12月20日 18:01

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 中国のネットワーク機器メーカー、華為技術(ファーウェイ、Huewei)はイギリス内にセキュリティ関連の拠点を持っているのだが、英首相はこれに対し、安全保障上の問題はないが監視強化の必要はあるとの調査結果を明らかにしたそうだ(ロイター)。

 ファーウェイは中国軍出身者が設立した企業であることから、世界各国で「中国によるスパイ行為やサイバー攻撃に荷担しているのではないか」として疑われている。そのため、英国は今年7月からファーウェイに対する調査を行っていたそうだが、「中国政府と不透明な関係を持っている」という明確な証拠は発見できなかった模様(フィスコ)。ただ、このような懸念を払拭するために規制強化は行うとの提言内容らしい。

 華為技術は今回の調査結果について、同社が効果的に事業運営を行っていることを示しているとして歓迎する意向を示し、提言内容についても支持するとしている。

 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | IT

 関連ストーリー:
ウィルコム、スマートフォン3機種やAndroid端末と連動して「通話定額化」する機器を発表 2013年07月05日
ドコモ、10.1インチAndroidタブレットを9975円で3月下旬に発売 2013年01月24日
HuaweiとZTE、米議会によって政府からの排除勧告を受ける 2012年10月10日
Huawei「スパイはしていないし、これからもしない」と宣言 2012年09月06日
インド政府、中国製通信機器に対しスパイ疑惑をかける 2010年05月21日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事