【銘柄フラッシュ】ネクシィーズなど急伸し新規上場4銘柄はすべて初日に初値

2013年12月19日 16:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  19日は、NY株の急騰最高値292ドル高や円安進行を好感し、任天堂 <7974> が続伸幅を広げて5.0%高となり、ファナック <6954> は日経平均との連動性の強さも寄与して4.2%高の高値更新。パナソニック <6752> は2.5%高で高値を更新し、マツダ <7261> も1.9%高ながら高値を更新。ファーストリテイリング <9983> は逆日歩発生の需給妙味に加えて日経平均との連動性が材料になり4.5%高は1750円高で高値更新。また、東京建物 <8804> は業績予想の増額を好感して6.7%高の高値更新、三井住友フィナンシャルグループ <8316> は日銀の金融政策への期待も加わり2.1%高で高値更新。

  パイプドビッツ <3831> (東マ)は猪瀬都知事の辞任表明を受けて選挙関連株として動意づき9.7%高、一方、王将フードサービス <9936> は社長が銃撃されたと伝えられ一時急落し3.5%安。

  新規上場の4銘柄はすべて初日に初値を形成。東証1部に再上場となった足利銀行の持株会社・足利ホールディングス <7167> は公開価格420円に対し9時16分に451円で売買成立し初値。その後476円まで上げ、終値は432円。

  ダイキアクシス <4245> (東2)は生活排水や産業排水などの処理設備の製造販売が中軸で、公開価格1300円に対し9時6分に1351円で売買成立し初値。その後は1390円まで上げ、終値は1290円。

  ウィルグループ <6089> (東2)は家電量販店の販売支援などを行ない、売り気配で始まり、公開価格2870円に対し9時9分に2750円で初値をつけ、その後は高値2880円、安値2656円、終値も2656円。

  シンプロメンテ <6086> (東マ)は外食店舗の厨房機器などの迅速な修繕を展開し、前場は買い気配のまま値がつかず、後場13時55分に公開価格950円の2.4倍になる2235円で売買が成立し初値。その後2490円まで上げ、終値は2063円。

  東証1部の値上がり率1位は3日続けてショットモリテックス <7714> となり、一昨日の昼前に液晶検査用などの高輝度LEDなどを発表したことを引き続き材料に20.4%高となり連日ストップ高、2位はネクシィーズ <4346> の19.0%ストップ高となり4万円台から10万円台まで急騰した相場の第2幕とされて急出直り、3位はNSW(日本システムウエア) <9739> の17.4%ストップ高となり投資金額が数万円の株を専門に手がける筋が年内受け渡し最終日の25日まで低額株を次々物色して暴れまくる方針とか、4位はインプレスホールディングス <9479> の15.3%高となり投資金額が1万円台でいきなり急伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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