【銘柄フラッシュ】ショットモリテックスが急伸し新規上場4銘柄とも初日に初値

2013年12月18日 16:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  18日は、円安の再燃に加えて米国の金融政策を占うFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表に期待が強まり、ホンダ <7267> が一段ジリ高の3.1%高、カシオ計算機 <6952> は5.7%高の高値更新など輸出関連株の動意が活発。また、株価水準の回復感を材料に大手銀行株や保険株、不動産株なども強く、日本取引所グループ <8697> は2.6%高。日経平均の先物高に連動する形でソフトバンク <9984> は1.8%高、ファーストリテイリング <9983> は2.8%高。このところ波乱含みのミクシィ <2121> (東マ)は6.7%高となり2日連続高。

  本日は新規上場が4銘柄登場し、経営コンサルティング企業のシグマクシス <6088> (東マ)は9時の売買開始と同時に3020円で売買が成立(公開価格は3010円)。その後は前場3720円まで上げ、後場も底堅い推移のまま終値は3400円。

  機械設計開発などのアウトソーシング企業アビスト <6087> (JQS)は9時の売買開始と同時に公開価格3450円と同値で売買が成立し初値。その後は後場3570円まで上げ、終値は2980円。

  中古住宅再生事業のイーグランド <3294> (JQS)は9時48分に公開価格3300円を27%上回る4200円で初値を付け、前場4260円まで上昇。後場は売買交錯となり、終値は3695円。

  建築家を紹介・仲介するアーキテクツ・スタジオ・ジャパン <6085> (東マ)は前場は買い気配のまま売買が成立せず、後場13時59分に公開価格2050円の2.2倍になる4600円で売買が成立し初値。その後5300円まで上げ、終値は4040円。

  東証1部の値上がり率1位は昨日に続きショットモリテックス <7714> (東1)となり、昨日の昼前に液晶検査用などの高輝度LEDなどを発表したことが引き続き材料視されて25.6%ストップ高、2位はリケンテクノス <4220> の9.8%高となりスマートフォン向けフィルムなど好調でこの3カ月ほど目立った相場を出していないとされて急動意、3位はシチズンホールディングス <7762> の7.7%高となりモルガンスタンレーMUFG証券が強気の投資判断開始と伝えられ高値更新となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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