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「フェミニストのためのプログラミング言語」という「C+=」が登場して騒動に
insiderman 曰く、 「FeministSoftwareFoundation(FSF)」を名乗る組織が、「C+=(C-Plus-Equality)」という「フェミニストのためのプログラミング言語」を提案し軽い騒ぎになっている(slashdot)。
現在このプログラミング言語コミュニティはBitBucket上でホスティングされているのだが、それによると、この言語は「現在のすべてのコンピュータプログラミング言語に含まれている、有害な男性至上主義的な要素を消し去るために開発した」ものらしい。
この言語はフェミニスト理論を厳格に適用したことが特徴らしく、定数がない、状態がない、階層的クラス構造もない、などと仕様が説明されている。つまり、基本的には非実用的なネタ言語である。そのほか、C++での「#include」がC+=では「#consider」になったり、「class」が「social_construct」になったり「private」が「privileged」になっていたりと、キーワード面でも「フェミニスト」を考慮したものになっている模様(サンプルコード)。
この言語は当初は大規模掲示板である4chanでネタとして考案されたそうなのだが、その後GitHub上にプロジェクトが作られてしまったそうだ。ところが、Twitterなどで批判を浴び、GitHubからの締め出しを食らってしまった模様。そのため、現在はBitBucketでプロジェクトを公開している。
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