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KDDIとラックが提携強化、マクドナルドの11月既存店売上高が大幅減、サイボウズが株式分割、川崎重工がB787派生機向けの新工場を建設=10日の注目銘柄
【12月10日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 10日の注目銘柄です。KDDIとラックが提携強化、マクドナルドの11月既存店売上高が大幅減、サイボウズが株式分割、川崎重工がB787派生機向けの新工場を建設。
KDDI(東:9433)と情報セキュリティ大手のラック(Jス:3857)は9日、両社の事業拡大に向けて、業務提携および資本提携を強化すると発表した。KDDIが提供するクラウド、ネットワーク、モバイルなどのサービスへセキュリティサービスの組み込みを行い、セキュリティ運用を含めてワンストップでの顧客への提供を実現する。資本提携では、KDDIが12月末をめどに、ラックの大株主であるコスモス(本社:千葉県船橋市)の取得を通じ、ラック株式を約689万株間接取得する。ラックに対するKDDIの出資比率は直接保有の約141万株を含めて約830万株(出資比率:31.1%)となる予定。
日本マクドナルドホールディングス(JQス:2702)が9日に発表した月次IRニュースによると、11月の既存店売上高は5カ月連続のマイナスとなる前年同月比10.4%減だった。二ケタのマイナスは2月以来9カ月ぶり。既存店客単価は同4.7%増で7カ月連続プラスだったものの、既存店客数が同14.4%減と大きく落ち込んだ。なお、全店売上は9.5%減だった。
サイボウズ(東:4776)は9日、単元株制度を採用するため、12月31日を基準日として1対100の株式分割を実施すると発表した。効力発生日は1月1日。12月31日(同日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には12月30日)最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有普通株式1株につき、100株の割合をもって分割する。また、単元株制度を採用し、単元株式数を100株とする。なお、本株式の分割と単元株制度の採用にともなう投資単位の実質的な変更はない。
川崎重工(東・名:7012)は9日、航空機製品の生産・組立を行っている名古屋第一工場で、中型旅客機のボーイング787型機を増産するために、同日より工場建設に着手すると発表した。新工場では既設工場と同種の生産設備を追加導入し、主として新たに787ファミリーに加わる派生機「787-10型」の前部胴体を生産する。なお、新工場は延床面積約6万平米で、2014年度末に竣工予定。名古屋第一工場南工場の東側隣接地に建設する。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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