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メキシコで放射性物質強奪の2人、危険な状態に被曝している可能性
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 メキシコ市近郊で3日、医療用の放射性物質「コバルト60」を積んだトラックが2人組の男に奪われていたことが判明した。コバルト60は、爆薬などで爆発させて放射性物質をまき散らす「ダーティー・ボム」の材料になりうるとされる(AFPBBニュース、GIZMODE、日経新聞、本家/.)。
幸いにも盗難されたトラックとコバルト60も無事発見されたが、軍と警察は放射能汚染を防ぐため、機器が発見された中部メキシコ州の現場周辺を封鎖して回収作業にあたった模様。
犯人はまだ捕まっておらず、さらにコバルト60を保管していたケースは開封されていたという。このコバルト60が発する放射線量は「近くにいる人が数分で死亡する恐れがある」レベルであり、男2人は危険な状態まで被曝しているとみられている。
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