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三井不動産、日比谷駅周辺で再開発 大規模複合ビルや広場空間を整備
三井不動産は6日、千代田区有楽町一丁目のビル跡地を再開発する都市計画「(仮称)新日比谷プロジェクト」が決定したと発表した。大規模複合ビルや、約4千平方メートルの広場空間、室内アトリウム、ビジネス連携拠点などを整備する。2017年に竣工する予定。
同社によると今回の計画では、最新のBCP性能を備えたオフィス、都心の賑わいを醸成する商業施設などを主要用途とした大規模複合ビルを建設する。
また、計画地内のオープンスペースと隣接する千代田区の広場を一体的に整備して、広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」を創出する。同広場では、行政や地元関係者等と協働して、映画・演劇などの国際的なエンターテインメントイベントを誘致・開催する予定という。
日比谷線と千代田線の「日比谷」駅の間には、バリアフリー動線と地下広場(約1,200平方メートル)を整備する。地下広場の両側には賑わい施設を設置し、明るく利便性の高い空間を創出するという。
ビジネス関連では、新産業の創出を支援する「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」(約2,000平方メートル)を整備する。国内外のベンチャー企業や中小企業に対して、グローバル企業との交流、投資家や金融機関の紹介、ビジネスを進める上で必要な手続きの支援などを行う場を設けるという。
文化施設としては、3層吹抜の(仮称)プロモーションアトリウム(約800平方メートル)を整備する。映画、演劇のトークショーなどの文化イベントや、新商品プロモーションなどのビジネスイベントなどの開催を想定しているという。
また、建物6階の屋外部分は、日比谷公園を見晴らす「(仮称)日比谷テラス」として一般に開放し、カフェなどを併設した居心地の良い屋上広場空間を整備する予定。
同社は、今回の計画で日比谷地区を日本橋地区に続く都心のスマートシティ第2弾として進化させ、東京の都市再生に貢献できる街づくりを推進していくとしている。
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