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アイレップ、加Acquisioと合弁設立 検索・ディスプレイ・ソーシャルの統合管理ツールを提供
アイレップは4日、デジタルマーケティングの運用を管理するプラットフォームを提供する加アクイジオ(Acquisio)と、合弁会社「アクイジオジャパン(仮称)」を設立することで合意したと発表した。
合弁会社は、新たに開発するプラットフォームとアクイジオが持つプラットフォームの日本市場での独占販売権を持ち、広告主と広告会社に対して販売を行なう予定。
また、アイレップのデジタルマーケティング統合プラットフォーム「Marketia」とアクイジオのプラットフォームのつなぎ込みを積極的に行い、クライアント企業に最適なプラットフォームの活用提案を可能にしていくという。
アイレップの北爪宏彰執行役員によると、アクイジオのサービスは、検索だけでなくディスプレイやソーシャルなどデジタルマーケティングを統合的に運用することに強みを持ったツール。世界4,000以上の顧客と10,000以上のブランドに利用されているという。
運用型広告市場では、検索連動型広告でのキーワードの肥大化、RTBをメインとした運用型ディスプレイ広告の伸長、ビッグデータ活用によるターゲティング手法の進化など、高度化・複雑化が進んでいる。また、クライアント企業からはキャンペーンの全体予算の最適化に対する提案・運用を求められるようになってきているという。
アイレップは、こうした背景から、デジタルマーケティング全体に対する分析と予算の最適化を実現することができるプラットフォームを提供するための合弁会社を設立するに至ったと説明している。
合弁会社の設立で、アイレップが持つ運用型広告領域のノウハウと、アクイジオが持つ統合デジタルマーケティングプラットフォームの開発経験を組み合わせ、デジタルマーケティングの事業機会の拡大を図っていくという。
アクイジオは、設立が2003年で、資本金が520万7,764カナダドル(約5億3,200万円)
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