東京電力と中部電力が共同で石炭火力発電所を建設、サッポロがグループの公式インターネットショッピングモールをオープン、富士フイルムがミャンマーに現地法人を設立、自動車各社が10月の自動車国内生産を発表=29日の注目銘柄

【11月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 29日の注目銘柄です。東京電力と中部電力が共同で石炭火力発電所を建設、サッポロがグループの公式インターネットショッピングモールをオープン、富士フイルムがミャンマーに現地法人を設立、自動車各社が10月の自動車国内生産を発表。

　東京電力(東:9501)と中部電力(東・名:9502)は28日、東京電力の常陸那珂火力発電所構内に新たに建設する石炭火力発電設備の運転・保守と発電した電力の販売を行う発電事業会社を、12月上旬(予定)に共同で設立すると発表した。新会社の資本金は1億円(建設開始に合わせて増資予定)、出資比率は中部電力が96.55%、東京電力が3.45%。

　サッポロホールディングス(東・札:2501)は28日、グループ各社が運営するショップが集まったインターネットショッピングモール「サッポログループ ネットショップ」を新規オープンした。これまで、サッポログループ各社ではそれぞれ通販サイトを運営。しかし、利用者の利便性の向上やサービス機能の強化を目指し、各ショップをリニューアルして順次「サッポログループ ネットショップ」に出店していく。

　富士フイルムホールディングス(東・名・札・福:4901)グループの富士フイルムは28日、成長が期待されるミャンマーでの事業拡大を図るため、同国に現地法人フジフイルムミャンマー(所在地:ヤンゴン市)を設立し、12月2日から営業を開始すると発表した。今回、現地法人を設立することにより、需要拡大が見込まれる画像診断機器・X線フィルムなどのメディカル製品、オフセット印刷用刷版プレートなどグラフィック製品の拡販に注力していくという。

　自動車各社は28日、10月の自動車国内生産実績を発表した。トヨタ(東・名・札・福:7203、ダイハツ・日野は含まない)は前年同月比9.4%増の28万9961台。日産自動車(東:7201)は同19.4%減の8万1274台。ホンダ(東:7267)は同13.3%増の9万707台。マツダ(東:7261)は同30.3%増の9万3590台。富士重工業(東:7270)は同9.7%増の5万9812台。三菱自動車(東:7211)は同61.2%増の6万4917台だった。【了】

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