IE11では互換モードがなくなり本当の危機がやってくるという話

2013年11月28日 13:34

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 Windows 8.1と同時にリリースされたInternet Explorer 11では、以前のIEが備えていた「互換表示ボタン」がなくなっている。「互換表示」は内部的に過去のIE(IE5/7)の動作をシミュレートするもので、これによりW3CなどのWeb関連標準規格に沿っていない過去のバージョンのIE向けWebページでもそれなりに正しく表示することが可能になっていた。

 IE11でも内部的には互換表示機能は残されており、現時点でも古いIEでしか見られないWebサイト/Webアプリの利用はかろうじて可能になっているのだが、これは「非推奨」の機能になっており、今後はサポートされなくなる可能性があるようだ。

 意外と知られていない、IE11リリースによる本当の危機というブログ記事でこの問題についてまとめられているのだが、それによると約6年後にはIEの互換モードが利用できない、すなわち標準規格に合致していないWebページ/Webアプリが利用できなくなる可能性があるという。

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