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オリックス、カンボジア最大手の商業銀行へ資本参加
オリックスは13日、カンボジア最大手の商業銀行ACLEDA BANKへ資本参加すると発表した。写真は、ACLEDA BANKのウェブサイト。[写真拡大]
オリックスは13日、カンボジア最大手の商業銀行ACLEDA BANKへ資本参加すると発表した。カンボジア中央銀行より株式取得が認められ、年内に株式6%を取得する予定。
同社によると、ACLEDAは、1993年に零細企業の発展と雇用の創出支援を目的にマイクロファイナンスに特化したNGOとして発足したカンボジア最大の商業銀行。2000年にNGOから銀行へ改組した際には、欧米の開発銀行などを株主として受け入れるとともに、経営の執行と監督を分離したガバナンス体制を整えるなど、高い信用力と透明性のある経営体制を構築してる。
現在では国内全域に238カ所の営業拠点を設け、中小零細企業向けファイナンス事業を中心に強固な顧客基盤を有している。また、2008年にはラオスに銀行を、2012年にはミャンマーにマイクロファイナンス会社を設立し、高い経済成長が見込まれるインドシナを基盤に事業領域の拡大を図っている。
オリックスは、これまでに日本やアジアで培ってきた金融サービス事業のノウハウをもとに、ACLEDAの新規事業展開や企業価値向上に貢献していくとともに、ACLEDAをビジネスパートナーとして新規投資案件の発掘などを図っていくという。
オリックスは、今後も成長が期待できるアジアで金融サービス分野を中心に事業の拡大を進めていくとしている。
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