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三井化学、米国・メキシコでポリプロピレン自動車材の生産増強
三井化学とプライムポリマーは8日、アメリカとメキシコで、ポリプロピレン自動車材の生産能力をそれぞれ2万1,000トン/年、1万3,000トン/年ずつ増強すると発表した。写真は、三井化学が公開した米国での生産会社Advanced Composites社のオハイオ本社工場外観[写真拡大]
三井化学とプライムポリマーは8日、アメリカとメキシコで、ポリプロピレン(PP)自動車材の需要拡大に対応するため、生産能力をそれぞれ2万1,000トン/年、1万3,000トン/年ずつ増強すると発表した。
同社によると、今回の増強は、拡大する北米市場での供給力を強化を目的としたもので、グローバルな供給体制を拡大し、自動車メーカーのグローバル戦略に大きく貢献するという。
今回の増強によってアメリカでの生産能力は28万9,000トン/年、メキシコでの生産能力は8万3,000トン/年となる。
また、今後は各拠点での研究開発機能を強化することで、自動車メーカーの地域戦略にも大きな貢献ができるよう体制作りを進めていくという。
三井化学グループは、PP自動車材事業のグローバル展開を進めており、現在は世界8つの地域(日本、アメリカ、メキシコ、ブラジル、欧州、インド、タイ、中国)にPP自動車材の製造拠点を有し、生産体制の強化・拡大を進めている。
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