JR東日本、鉄道車両をインドネシアの鉄道事業者に譲渡 車両保守の技術支援も実施

2013年11月6日 18:19

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205系電車(写真:JR東日本)

205系電車(写真:JR東日本)[写真拡大]

 JR東日本は6日、埼京線で使用してきた車両をインドネシアの鉄道事業者に譲渡するとともに、技術者を派遣して現地で車両の保守に関する技術支援を実施すると発表した。なお、車両の譲渡とあわせて車両を保守している社員が直接技術支援を行うことは、JR東日本として初めてとなる。

 車両の譲渡先はインドネシアのジャカルタ首都圏鉄道会社。譲渡車両は埼京線・川越線で使用してきた205系電車(180両)。

 技術支援に関しては、埼京線車両のメンテナンスを実際に担当している車両センター等の技術者10人程度をインドネシアに短期派遣し、現地で技術支援を行う。具体的には、現地に運ばれた車両の整備・試運転・機能確認業務の支援や、定期検査業務の支援を行う予定。

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