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【編集長の視点】モルフォは急伸後の窓埋め、調整最終、上方修正業績見直し、スマホ関連人気も
<銘柄ウオッチ>
モルフォ <3653> (東マ)は、今年9月26日に韓国のサムスン電子とパノラマ画像合成技術「Morpho Panorama」のライセンス契約を締結したことで連続ストップ高、窓を開けて5130円までわずか3営業日で5割高の急伸を演じ、この窓埋めをほぼ終了しており、同ライセンス技術搭載のスマートフォン発売や、上方修正された今2013年10月期業績を見直し、スマホ関連人気が再燃する可能性が強い。下値逆張り対応で値幅妙味を示唆している。
「Morpho Panorama」は、カメラを自由に動かすことで広角カメラで撮影したような臨場感のあるパノラマ写真が合成することができ、従来の複数枚の画像を変形させずにそのまま合成すると不自然な合成結果になる欠点を完全払拭している。同技術は、サムスン電子が、国内で10月17日に発売した新型スマホ「GALAXY Note3」に搭載、差別化機能としてアピールされている。同社は、画像処理技術の研究・開発の先駆企業であり、2006年6月の静止画手ブレ防止技術のライセンス提供以来、今年7月までにライセンス累計は、5億ライセンスを突破し、これが業績押し上げファクターとなっている。
今2013年10月期業績は、海外携帯電話端末機器メーカー向けに営業活動を積極化したことから、国内の伸び悩みをカバーして10月11日に上方修正され、通期純利益は、期初予想の収支トントンから3500万円(前期は5億5700万円の赤字)に引き上げられ黒字転換する。続く来2014年10月期業績も続伸が有力で、東洋経済会社四季報秋号では、純利益を2億円と観測している。
株価は、9月の連続ストップ高に先立って、今年5月の今期第2四半期累計業績の上方修正でも連続ストップ高を演じるなど急騰特性は折り紙付きである。全般相場が高値波乱展開となっているなか、逆張りチャンスを示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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