若者のサイバーセキュリティ産業離れ

2013年10月30日 08:00

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 現在、サイバーセキュリティ産業は活況を示している。米労働統計局によれば2018年まで情報セキュリティ専門家の需要は53%ほど増えると予想されているそうだ。しかし、米国の若者達の多くはサイバーセキュリティ分野での仕事には興味を持っていないという。防衛ハイテク企業Raytheonによる複数回答による調査では、21世紀生まれの若者のうちサイバーセキュリティへの興味を持っているのはわずか24%だったそうだ(MOTHERBOARDRaytheon本家/.)。

 また、他のハイテク分野と同様に性別によるも大きいそうで、サイバーセキュリティに興味を持つ男性が35%だったのに対し、女性はわずか14%しかいなかったそうだ。インタビューによる調査によると、現在サイバーセキュリティ分野で働いている人の80%以上は男性であったという。

 とはいえ、この分野の実際の給料はかなり高いそうだ。Semper Secureの調査によると年間平均給与は11万6,000米ドルであるとしている。

 ちなみに、調査では回答者の40%がテレビや映画のエンターテイナー、26%は弁護士になりたいと答えていたとのこと。

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