三菱自動車が14年3月期の純利益を上方修正、資生堂が中東市場における事業を拡大、パナソニックが半導体事業の縮小報道にコメント、日産がフルモデルチェンジした新型「エクストレイル」を発売=25日の注目銘柄

2013年10月25日 09:27

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月25日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 25日の注目銘柄です。三菱自動車が14年3月期の純利益を上方修正、資生堂が中東市場における事業を拡大、パナソニックが半導体事業の縮小報道にコメント、日産がフルモデルチェンジした新型「エクストレイル」を発売。

 三菱自動車工業(東:7211)は24日、2014年3月期の通期連結業績予想を修正し、純利益を前回予想の500億円から前期比84%増の700億円に引き上げた。資材費等のコスト低減効果に加え、特別損益などを見直した結果、前回予想を上回る見通しとなった。経常利益は同900億円から同6%増の1000億円に引き上げた。なお、売上高は同2兆2700億円から同17%増の2兆1300億円に引き下げ、営業利益は前回予想を据え置いた。

 資生堂(東:4911)は24日、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイに、グローバルブランド「SHISEIDO」の中東地域への輸入販売を行う「資生堂ミドルイースト」を、現地企業のクリエーション社と合弁で、2013年内に設立すると発表した。出資比率は資生堂側が51%、クリエーション社が49%となる。新会社は、UAEを含む中東7カ国(バーレーン、ヨルダン、クウェート、オマーン、サウジアラビア、カタール)を対象に、2014年1月から販売を開始する。

 パナソニック(東・名:6752)は24日、半導体部門を大幅縮小し、従業員数を半減すると一部で報じられたことを受け、「当社が公表したものではありません」との声明を発表した。24日付の日本経済新聞朝刊などが報じた。同紙では「パナソニックは半導体事業を大幅縮小する。約1万4000人いる連結従業員数を2014年度までに約7000人と半分に減らし、海外企業と一部工場の売却交渉も進める。」などと報じている。

 日産自動車(東:7201)は24日、フルモデルチェンジした新型「エクストレイル」を12月から販売すると発表した。新型「エクストレイル」は、アウトドアスポーツを楽しむ若者をターゲットとしたSUV。先進のシャシー制御を採用することで、どんなシーンでも高い走行性能を発揮する。前モデルで好評だった防水加工フロアなどに加え、荷室の間仕切りが簡単に行えるフレキシブルラゲッジ機能や大容量コンソールなどを採用した。【了】

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