Nexus 7+Ubuntu Touchレビュー、使い勝手は良好だがまだ万人にはすすめられない

2013年10月24日 13:34

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 10月17日にリリースされたUbuntu 13.10は、スマートフォンへのインストールにも正式対応している。スマートフォン版Ubuntuは「Ubuntu Touch」と呼ばれており、インストール可能な端末は、GALAXY Nexus、Nexus 4、Nexus 7、Nexus 10。NETWORKWORLDのBryan Lunduke氏が、Nexus 7(初代)にこのUbuntu Touchをインストールしてレビューしている。それによるとインストールはおどろくほど簡単で、一つのトラブルもなかったという。ただし、今のところUbuntu TouchはLinuxのコマンドラインに親しんだ開発者向けで、そうでなければ当分の間インストールしない方がいいだろうとしている(NETWORKWORLD本家/.)。

 Ubunutu Touchはわずか数秒で起動し、Nexus 7に元々インストールされていたAndroid 4.xより機敏に動いているように感じたという。起動するとUbuntu Touchに操作の基礎を教えるチュートリアルが表示されるが、ここ数年間コンピュータを使ったことのある人であれば誰でも簡単に使えるものだったそうだ。

 ただし、バッテリー寿命については問題があり、インストールした翌朝には残量が0になっているなど、控えめに言ってもひどいものだったという。パフォーマンスにも課題があり、Unityインタフェースは驚くほど滑らかに動く反面、簡単な表計算アプリを起動するのに7秒必要だったという。またデバイスがハングアップすることもあり、強制終了する場面もあったようだ。

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