RadeonのCatalystドライバでDVI-HDMIアダプタに意図に制限が加えられていたことが発覚

2013年10月10日 18:10

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 AMDの一部のRadeonグラフィックスカードで、Catalystドライバ+市販のDVI to HDMIアダプタという組み合わせを使用した場合、HDMIオーディオが使用できないという制限が設けられていることが発覚した(Phoronix本家/.)。

 規格上、DVIでは音声の出力ができないが、Radeonでは専用のDVI-HDMI変換アダプタを利用することで、DVI端子からの出力においても音声出力を利用できる。しかし、サードパーティのDVI-HDMI変換端子ではこの機能は利用できない。Catalystドライバに意図的に外部アダプタを識別する機能が実装され、HDMIオーディオを有効にするか無効にするか判定しているためだという。

 もっとも、これはLinux用ドライバだけでなく、Windows用ドライバにも設けられている制限だという。オープンソースで開発されているLinux向けドライバはこの問題を回避しているとのこと。

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