カナダMcGill大チーム、昆虫食プロジェクトでHultz賞を受賞

2013年9月27日 16:03

印刷

記事提供元:スラド

danceman 曰く、 モントリオールMcGill大学のチームが栄誉あるHultz賞に選ばれ、賞金100万ドルが与えられた。Hultz賞は、社会貢献を目的とした世界最大の学生コンペティションであり、例えば食糧安全問題、水やエネルギー、教育へのアクセス問題といった課題に対して、解決策をMBA学生及び大学生から募り競わせるものである(本家/.UBM's Future Cities記事)。

 今回学生らに与えられた課題は、「栄養不良が問題となっている地域、特に都市の貧困街で生活する2億人の人達のための食糧を確保する社会的企業をつくる」ことであった。同チームは、都市部の食糧不足を昆虫食で補うことを目標とした、昆虫の生産から販売まで手掛ける垂直統合型のAspire Food Groupプロジェクトを立ち上げた。

 ニューヨークで行われた授賞式では、コンペティションの審査員も務めたクリントン元米大統領が賞の授与を行った。クリントン氏主催のClinton Global InitiativeはHultz賞の協賛を務めている。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球

 関連ストーリー:
普通には見ることのできない変態の様子を中継する「変態」専門Ustreamチャンネル 2013年06月12日
国連食糧農業機関が「昆虫は有望な食料」という報告書をまとめる 2013年05月16日
食糧問題を解決する鍵は「昆虫」と「人工肉」 2012年08月08日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事