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KDDI、東都水産、山一電機など(訂正)/本日の注目個別銘柄
下記のとおり修正します。
東急建設
(誤)4営業日での上昇率は2.5倍となり、
(正)5営業日での上昇率は2.5倍となり、
<9433> KDDI 4800 -370下げ目立つ。先週末、同社を含めて携帯大手3社が新モデルの販売価格などを相次ぎ発表している。ドコモ<9437>が端末価格を低めに設定したこともあり、業界全体で期待された端末の粗利改善効果が限定的になるとの見方にも。三菱UFJでは、ドコモが2年間利用を前提とした実質負担額ゼロを新規のみならず機種変更においても適用したこと、他社で利用していたiPhoneを20000ドコモポイントで下取りすることなどを背景に、ドコモが同社やソフトバンク<9984>から加入者を奪う可能性が若干高まったとも指摘しているようだ。
<1720> 東急建設 703 +100ストップ高と急伸。東京五輪の開催決定を受けて先週は急伸、5営業日での上昇率は2.5倍となり、東証1部で上昇率トップとなっている。過熱警戒感は強まるものの、足元では貸株残の急増が続いており、売り方の踏み上げを狙った動きが優勢となっている。先週末の貸借倍率は0.06倍の水準。鉄建<1815>や世紀東急<1898>など、本日も低位建設株で値を飛ばすものがみられる。
<9502> 中部電力 1275 -39さえない。家庭向け電気料金の値上げ報道が伝わっている。値上げ幅は5-10%で調整し、2014年4月の実施を目指すとしている。つれて、中間配当も見送る方針と。値上げの実施、並びに、無配はほとんど織り込まれていた状況だが、個人中心に見切り売りが優勢となる格好に。なお、アナリストの見方では、2016.3期の復配を予想する声が多いようだ。
<4568> 第一三共 1772 -129売り優勢。子会社のランバクシーが約30%の暴落となっており、警戒感が強まる展開になっている。米FDAでは、ランバクシーのモハリ工場に対して輸入規制を発令。同工場はノバルティスの高血圧症治療薬「ディアボン」の後発薬を生産する予定であったもよう。業績への影響は不可避といった見方が優勢になっている。
<1808> 長谷工 141 -4クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も150円から170円に引き上げている。株主価値を高めながら、従業員や協力会社などの経済的待遇を改善する経営を貫いており、この経営方針が機能し始めたことで、持続的な利益成長を志向するフェーズに入ったと判断しているもよう。目先は、単体完成工事粗利益率の改善、不動産売買益の増加、復配などが株価のカタリストにつながっていくと。
<8242> H2Oリテイリング 787 -30さえない。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も1080円から900円に引き下げしている。うめだ店リニューアル中に離れた顧客層のより戻しが、想定より時間を要すると予想へ。中長期での増収目線は不変だが、売上動向を受けて増収率目線を引き下げるとしている。
<8038> 東都水産 260 +46一時ストップ高と連日の急伸。築地に拠点を置く水産荷受け各社が軒並み急伸する展開になっている。築地から豊洲への市場移転が計画されている中、築地跡地の再開発、豊洲移転の際の再編思惑などが材料視されているもよう。オリンピックの東京開催決定を受けて、移転計画の進展が見込まれる状況にもなっているもよう。
<6941> 山一電機 243 +23急伸。先週末に発売された四季報では、業績予想が上方修正されており、買い手掛かり材料視されているようだ。今通期営業利益は5.4億円だが、四季報では7億円の予想となっている。主力のICテストソケットの好調、円安による採算改善が背景に。第1四半期決算から業績上振れ期待は高まっていたが、0.5倍を割り込む低PBR水準なども妙味に買い優勢へ。
<7599> ガリバー 588 +48大幅反発。先週末の報道では、今上半期営業利益が前年同期比2.2倍の35億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。店舗や人員の拡充効果、景況感の改善も追い風になり、従来予想30億円を上回ったようだ。
<8035> 東京エレクトロン 4455 +200強い動き。先週末には宮城工場の見学会が開催されているもよう。バークレイズでは、受注回復にともない生産量も底打ち、フローラインの生産ボリュームも9月から本格的に回復傾向にあるとしており、第2四半期以降の利益モメンタムは改善が見込まれると指摘。足元の受注はほぼ計画線とも。また、UBSではSPEセクターの「強気」を継続、2014年に向けて半導体設備投資は一段と加速していくと想定しているもよう。《FA》
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