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ユーロ週間見通し:主要国の政局を見極める展開
記事提供元:フィスコ
*15:49JST ユーロ週間見通し:主要国の政局を見極める展開
■イタリア連立政権崩壊懸念で軟調推移
ユーロ・ドルは、ドラギ欧州中銀総裁が、「当面は金利の低水準のまま維持するフォワードガイダンス(将来の金融政策指針)を維持する」と述べたこと、イタリア連立政権が崩壊する懸念が高まったことで、1.3325ドルから1.3160ドルまで下落した。
ユーロ・円は、日本の4-6月期国内総生産(GDP)改定値が上方修正されたこと、2020年夏季東京オリンピック開催が決定されたことで、130円99銭から133円38銭まで上昇した。
取引レンジ:ユーロ・ドル1.3160ドル-1.3325ドル、ユーロ・円130円99銭-133円38銭
■イタリア・スペイン・ドイツの政局を見極める展開
今後のユーロ・ドルは、イタリアやスペインの政局混迷懸念が高まっていること、22日にドイツの総選挙が予定されていることで、上げ渋る展開が予想される。
ドイツ総選挙が終了した後、ギリシャに対する第3次金融支援が協議される可能性が高まっていることもユーロ売り要因となっている。
ユーロ・円は、安倍政権の成長戦略第2弾への期待感から堅調推移が予想される。
主な予定は、17日(水):(ユーロ圏)7月貿易・経常収支
予想レンジ:ユーロ・円129円00銭-134円00銭/ユーロ・ドル1.2900ドル-1.3400ドル《TN》
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