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ソニーより革新的?日産スマートウォッチを海外メディアが評価
アプリや携帯電話市場の成熟に伴い、スマホ連動型の腕時計型端末「スマートウォッチ」がトレンドとなってきた。
「NISMO WATCH」は、省電力無線「Bluetooth Low Energy」を利用し、NISMO仕様の車に接続する。平均速度や燃費、交通状況などのテレマティクスや運転データなどを表示。さらに心拍数モニターも搭載されており、運転者の心拍数が高過ぎると警告を行う。またフェイスブックやツイッターなどのSNSの投稿も確認できる。
現段階ではコンセプトモデルだが、将来的には心電図や脳波、体温のモニタリング機能の搭載も検討しているという。
【他社スマートウォッチとの比較】
先行して発表された、サムスンの「Galaxy Gear」やソニーの「SW2」と比べると、日産の「NISMO WATCH」は革新的なデザインだとワイアード(英)は報じた。ストラップ仕様の「Galaxy Gear」や「SW2」に対し、「NISMO WATCH」は画面がバンドに埋め込まれており、より近未来的なデザインとなっている。
同誌はまた、これら3機種のバッテリー駆動時間を比較。25時間以上としている「Galaxy Gear」は、サムスンが思うほど目覚ましい機能ではないと指摘した。これに対して「NISMO WATCH」と「SW2」は約1週間持続するとしている。
【心拍数モニターは画期的か?】
「NISMO WATCH」には、運転者の心拍数などを計測して速度警告を表示する機能が搭載され、注目されている。
ただ、疲労が原因の交通事故が20%に達する英国では、身体情報をモニタリングし警告する、ウェアラブル(身につけられる)端末が既にあるという。ワイアード(英)は、今後このような技術がすべての運転者に義務化されるのはさほど驚きではないと報じた。
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※この記事はNewSphereより提供を受けて配信しています。
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