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中国の「Great Firewall」ではパターンマッチを使ったDNS監視も行われている
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 IIJの松崎吉伸氏が、中国のネット検閲/フィルタリングシステム「Great Firewall」(金盾)に関する「中国でGreatだよ」(PDF)という資料を公開している。
中国の名高いアクセス制御技術の一端が垣間見えるデータを揃えている資料であり、Twitter.comなどのドメインがDNS的にどのように処理されるのかが分かる。
DNSではUDPおよびTCPの53番ポートを使用するが、この資料からは、中国では国外へのUDP/53を監視しており、TCP/53は現在は対象外であるという、いつか役に立つかもしれない知見も得られる。さらに、驚きなのは、対象ドメインの問い合わせに対してパターンマッチング処理を行い、中国的に問題がありそうなパターンでは適当なアドレスを返しているということである。たとえば「twitter.com.example.jp」などのように問題がありそうなドメイン名とマッチすると謎のアドレスが返され、中国からのアクセスを禁止できてしまう模様。
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