北海道の人は冬季に関東の人の3倍の日光浴をするべし

2013年9月4日 07:00

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記事提供元:スラド

hauncon 曰く、  国立環境研究所の発表によると、北海道の人は冬季でもどんどん外に出て日光浴をしなければならないようだ。

 健康な生活には各種ビタミンを必要量摂取することが必要であるが、ビタミンDについては魚介類の摂取等が減っていることから不足しがちになっているほか、ビタミンDの必要量の大部分を占める日光紫外線照射による体内での生成についても、紫外線有害論のために不足に拍車をかけているとのことである。

 今回発表の研究結果によれば、7月の晴天日の12時には、札幌・つくば・那覇においては、それぞれ、4.6分・3.5分・2.9分の日光浴で必要量のビタミンD生成を行えるとのこと。一方、12月の晴天日の12時では、那覇では7.5分、つくばでは22.4分で生成するのに対し、札幌では必要量のビタミンD生成に76.4分という長い時間が必要となることが判明したとのことである。

 冬季の北海道で76.4分の日光浴が天候的に可能なのかどうか微妙なところだ。

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