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関電、ラオスで水力発電事業 売電契約を締結
関西電力は27日、東南アジアのラオスにおいて開発を進めてきたナムニアップ1水力発電事業に係る27年間の長期売電契約を、タイ電力公社ならびにラオス電力公社との間で締結したと発表した。今後2014年1月に着工し、2019年1月の運転開始を目指す。
同事業は、ラオスとタイの国境を流れるメコン川の支流であるナムニアップ川に、高さ148m、堤頂長530mのダムと、出力約27万kWおよび2万kWの発電所を建設し、それぞれタイおよびラオス国内に売電するBOT(Build Operate Transfer)方式のプロジェクトで、関電は2006年4月以降、ラオスとの間で事業開発合意書を締結し、開発を進めてきた。
同事業では、関電が国内の電気事業の経験を活かして設計および工事全体の工程・品質管理を行うことで、土木や電機工事等の施工会社を業種別に分割して発注することが可能となった。これにより、ダムや水車発電機などを技術力の高い日本企業が施工できるようになり、より高い信頼性を確保することが可能になる。
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