冷却液に「ナノ流体」を採用したCPU水冷システム

2013年8月20日 13:38

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 最近ではポンプとラジエター部分が一体化している簡易タイプの水冷クーラーが増えているが、Zalmanから新しいポンプ・ラジエター一体型CPUクーラー「Reserator3 MAX」が発売された。Zalmanは昔はでかくて高い水冷クーラーをたくさん出していたが、こうした水冷クーラーを出すのは久しぶりだ。

 通常はCPUの熱をラジエターに送るのにクーラント液が使用されているが、この製品は熱伝導率の高いナノ流体冷却剤を採用しているのが売りらしい。といってもメーカーサイトを見ても、クーラント液よりどれくらい冷却能力がアップしているのかは今ひとつ不明。この辺は人柱待ちな感じだ。

 1時間あたり約90リットルの循環能力を備え、ヘッド内部には熱伝導に優れた純銅製のマイクロフィン冷却パイプを4重に折り返す構造のラジエターを装備。対応ソケットは、Intel LGA2011/1366/1156/1155/1150/775、AMD Socket FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。値段は1万3,000円くらいのようだ(エルミタージュ秋葉原)。

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