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郵船ロジスティクス、タイに新倉庫を設立 東南アジア最大規模の物流拠点に
郵船ロジスティクスは19日、同社のタイ法人がタイ・レムチャバン地区に3つ目となる40,000m2規模の倉庫を設立し、7月29日に営業を開始したと発表した。これにより、タイ全土の倉庫面積は200,000m2を越え、マレーシアと並ぶ東南アジア最大規模の物流拠点となった。
新倉庫が稼動したレムチャバンは首都バンコクから南東約100kmに位置し、自動車メーカーや関連部品メーカーが多数集積するエリア。郵船ロジスティクスはこれまで、レムチャバンの既存倉庫約50,000m2を駆使し、主に自動車産業向けの各種ロジスティクスサービスを提供してきたが、拡大を続けるタイの物流需要、多様化する顧客のニーズを受け、今回隣接する地域に倉庫を新設した。
新倉庫は全4棟から成る多機能倉庫群。約20,000m2を誇る一般倉庫や、化学品や医薬品などを取り扱えるGMP(Good Manufacturing Practice)倉庫、自動車用鋼材向けの高い耐荷重性を持つ鋼材倉庫、幅広い危険品を専門に取り扱える危険品倉庫など、顧客の多様化、高度化するニーズに高い付加価値で応えることができる総合物流企業ならではの最新鋭倉庫となっている。
レムチャバンでは、今回の新倉庫に引き続き4つ目となる30,000m2の倉庫の建設が既に開始されており、また、新たに確保した用地を加えると、2015年にはタイ全土で300,000m2以上の倉庫展開となる。
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