【村山貢司の気象&経済歳時記】研究者の言葉である『隣のドアを開けてみよう』はビジネスにも役立つ

2013年8月15日 09:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【研究者の言葉である『隣のドアを開けてみよう』はビジネスにも役立つ】

  この夏六本木や豊洲で夏限定のアスレチックが人気を呼んでいる。アスレチックというと子供向けというイメージがあるが、ここでは迷路などの他にボルダリングや40mの空中滑走など大人も楽しめるコースがあり、子供も大人も楽しめる設計になっている。作年は有明で実施され5万に近い観客を集めたそうである。アスレチックを運営しているのはレジャー関連の会社ではなく、日建リース工業という建築資材のリース会社である。「レンタルのニッケン」と書いた方が分かりやすいだろう。建築資材のリース会社だけあってアスレチックの足場を組むのはお手の物、夏場に需要が落ち込む建築資材の有効活用になっている。

  研究者の間には「隣のドアを開けてみる」という言葉がある。これは研究に行き詰った時に隣の研究室を覗いてみると研究のヒントが得られることが多い、という意味である。研究を仕事に置き換えてみればビジネスの世界でもまったく同じことが言えるだろう。この夏は熱中症の予防という言葉を聞かない日はないが、水分と同時に塩分補給の大切さが一般に知られるようになってきた。塩分補給のための飲料は全体で伸びているが、機能一点張りの従来の製品の伸びは小さく、美味しく塩分補給ができるソルティーライチなどの伸びが大きくなっている。隣の業界を常にチェックしておくことが非常に大切である。(気象予報士&経済評論家・村山貢司)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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