映画とグラフィックの出会った世界「チェコの映画ポスター」展が東京国立近代美術館フィルムセンターで開催

2013年8月9日 12:55

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記事提供元:ファッションプレス

絵本、人形劇、アニメーションなどの分野でよく知られ、映画ポスターのデザインでも数々の名作を生んできた国、チェコ。東京国立近代美術館フィルムセンターにて、2013年8月28日(水)から12月1日(日)まで開催される展覧会「チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより」は、そんなチェコの映画ポスターの世界を、存分に堪能できる内容となっている。


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展示されるのは、プラハの映画ポスター専門ギャラリー「テリー・ポスター」が所蔵する、映画ポスター82点。これらのポスターは、チェコスロヴァキア時代の1950年代後半から1980年代までに制作されたものだ。


題材となる映画も様々で、1960年代に「チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグ」と称されたチェコスロヴァキア映画のほか、日本やアメリカ、ヨーロッパなど、世界各国の映画について描かれた作品が会場を埋め尽くす。映画とグラフィックが出会うことで生まれる、緊張感や優美さ、そしてユーモア。あらゆる視点から作られたポスターは、独特の個性を持つものばかりだ。


また、テリー・ポスターのコレクションを収録した書籍やポストカードセット、カタログなど、グッズも充実。さらに、展覧会の開幕に際して、テリー・ポスター代表のパヴェル・ライチャン氏が来日し、講演会を実施するなど、映画ポスターへの理解を深める絶好の機会となる。


【展覧会情報】

チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより

会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 7階展示室

住所:東京都中央区京橋3-7-6

会期:2013年8月28日(水)〜12月1日(日)

時間:午前11時〜午後6時30分(入室は午後6時まで)

休室日:毎週月曜日、9月16日(月)〜26日(木)

料金:一般200(100)円/大学生・シニア70(40)円/高校生以下無料

*()内は20名以上の団体料金

講演会:2013年8月31日(土)午後2時より

パヴェル・ライチャン氏(テリー・ポスター代表)

*講演はチェコ語。日本語通訳付き。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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