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Torの匿名化サーバーに不正コードが仕掛けられる
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 PC遠隔操作事件でも話題になった、ネットを匿名で利用するためのツール「Tor」。Torは多数のサーバーから構成されるTorネットワークを中継して通信を行うことで通信元/通信先を秘匿するが、そのネットワーク内からのみアクセスできるサーバーを匿名で運営するためにも利用されている。この匿名サーバーの一部に、Firefoxの脆弱性を突く不正コードが仕掛けられていたことが判明した(ITmedia)。
このようなサーバーは匿名で情報交換を行うなどの目的で運用されているのだが、Torのブログによると、これら匿名サーバーが多数利用できなくなっているとの報告があったそうだ。ITmediaによると、児童ポルノ事件の容疑者が運営していたという疑惑のある「Freedom Hosting」という個人または団体が運営するサーバーが狙われたのではないかと見られているという。いっぽう、Tor側はこの個人もしくは団体との関連を否定している。
このマルウェアは、児童ポルノの捜査のためにFBIが仕掛けたのではないかという見方が強まっているとのこと。
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