米国当局による「監視プログラム」、米クラウド企業に悪影響を与える

2013年8月1日 13:58

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 米中央情報局(CIA)元職員が米国家安全保障局(NSA)によるネット監視を暴露したが、これによって米国のクラウド関連企業に悪影響が出ている模様(CNETの記事)。

 米クラウドセキュリティアライアンス(CSA)の調査で、米国外の組織の10%が「米国に拠点を置くクラウドプロバイダとのプロジェクトを既に中止した」と回答したほか、56%が米国のクラウドプロバイダを選択する可能性が下がったと回答したという。また、米国内でも米国外でのビジネスが難しくなるのではという声が挙がっているようだ。

 日本企業はデータセンターなどの要件が比較的厳しく、まだクラウドへの移行はあまり進んでいないイメージがあるが、日本での影響などはあるのだろうか。最近では米国のクラウドサービス事業者が日本国内にデータセンターを作ることも増えているが、これも監視対象だったりするのだろうか?

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