開発者のGNOME離れが進んでいる?

2013年7月26日 13:35

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、  本家/.より。今年8月1日より、GNOMEの年次カンファレンスであるGUADEC(GNOME Users And Developers European Conference)が開催される。しかし、GNOME開発者の中には「今回が最後のGUADECになるのではないか」という話が挙がっているそうだ。理由は、開発者のGNOME(GTK+)離れだという。

 たとえばLinuxの開発者として知られるLinus Torvald氏は一時GNOMEの利用をやめ、Xfceに乗り換えていた(その後GNOMEに戻ったというニュースもあるが、現在どうなのかは不明)。また、Linus氏が開発している「Subsurface」というデスクトッププログラムは、GUIの作成にGTK+を使っていたのだが、Qtへの移行を進めている。これ以外にも、多くのGTK+のプロジェクトはQtへとスイッチしているそうだ。

 元記事のLionel Drico氏のブログでは「カンファレンスでGNOMEデスクトップを使っている人がいたとしたら、Red Hatの社員であると疑った方がいいくらいだ」などとも言われている。とはいえ、Linuxディストリビューションの標準デスクトップとしてGNOMEが採用されているうちはGNOMEが絶滅することはないだろうが、今後GNOMEの開発停滞は進むかもしれない。

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