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AMDの「クラウドゲームシステム向け」GPUアーキテクチャ詳細があきらかに
あるAnonymous Coward 曰く、 AMDが3月に発表した、「クラウドゲームシステム」(クラウドゲームを提供するサーバー向け)のGPU「Radeon Sky」についての詳細が4Gamerでレポートされている。
Radeon SkyのGPUコアはRadeon HD 7900/7800シリーズに搭載されているものと同じだが、サーバー向けということでファンレスになっており、またサポートも「ワークステーションレベル」でAMDが直接行うのが特徴。お値段については未定だが、発表が行われたAMDのイベント会場限定で提示されていた価格は1枚10~35万と、こちらもワークステーション級である。
システム的には、GPUによるレンダリングとストリーム配信のためのエンコードまでをCPUの負荷無しにカード内部で処理できるというもの。エンコードされたデータをネットワーク経由でクライアントに送信し、クライアントはハードウェアデコーダでこれをデコードして表示する、という構成を想定しているようだ。対応OSはWindows/Windows Serverだけでなく、各種Linuxもサポートされるそうだ。また、仮想化への対応も予定しているという。
ただし、まだこのグラフィックカードの正式採用を決めたメーカーやサービスプロバイダはなく、まだ検証中の段階だという。クラウドゲーム自体がまだまだ「海のものとも山のものともつかぬ」状態であることもあるのだが、普及はするのだろうか?
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