PCの「デフレ」は終わった

2013年7月12日 13:31

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 BCNの調査によると、PCの製品単価は長期間下がり続けてきたが、Windows 8発売以降は価格は上昇傾向にあるという(ITmedia)。

 ノートPCとデスクトップPC全体の平均単価は、2012年10月に約6万7800円と底値になったあと、2013年6月には約8万3400円と約23%上昇したという。BCNアナリストの道越一郎氏および森英二氏は、タッチパネル搭載モデルの増加、円安による部材調達コスト増加への対応、単価が高いUltrabookのモデル数増加という3つの要因が価格上昇につながったと分析している。

 道越氏は「価格を下げて需要を喚起する手法ではもう戦えない。これからは単なる機能の追加ではなく、各機能がどのような価値を生むかを考え、アピールする必要がある」と指摘。変化する消費者の生活スタイルに合わせ、ユーザーにとっての価値を再定義するとともに、「革新的な製品へのチャレンジが不可欠」だとしている。

 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | ビジネス | ハードウェア

 関連ストーリー:
ソニーが「VAIO Pro 11」を発表 2013年06月11日
Surface Pro、国内発売 2013年05月30日
Atom搭載で200ドルのAndroidノートパソコン、間もなく登場か 2013年04月29日
パソコンが売れなくなっているのはWindows 8のせい 2013年04月14日
Google、ハイエンドPC「Chromebook Pixel」を発表 2013年02月25日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事