マルハン、大阪に日本初の韓流テーマパーク型商業施設建設へ 2014年秋開業

2013年7月10日 12:43

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新施設外観イメージ図(画像:マルハン)

新施設外観イメージ図(画像:マルハン)[写真拡大]

 パチンコホール運営大手のマルハンは10日、日本初となる“韓流テーマパーク”を開業すべく、「マルハン大阪 韓流PROJECT」を始動すると発表した。大阪の旧「フェスティバルゲート」跡地に日本初の韓流テーマパーク型商業施設を建設し、2014年秋の開業を目指す。

 マルハンは、中期経営計画「チャレンジ2020」において、パチンコ以外の事業で売上1000億円を達成することを1つの目標にしている。目標の達成に向けて、2013年5月には名門ゴルフ場「太平洋クラブ」のスポンサー契約締結を発表。6月には、松竹株式会社、株式会社アミューズ、セグラスグループホールディングスとの共同出資による「株式会社 TOKYO 六区 CITY」の設立と2014年12月開業予定の複合商業施設「マルハン松竹六区タワー」の発表を行うなど、パチンコ事業以外での事業発表を相次いで行っている。

 今回、「太平洋クラブ」「マルハン松竹六区タワー」に次ぐ“第三の矢”として、日本初の“韓流テーマパーク”を大阪に開業すべく、「マルハン大阪 韓流PROJECT」を始動する。韓流の波は日本だけにとどまらず、アジア各国でみられており、マルハンは「文化は国境を越える」と考え、日韓両国の文化的架け橋となる存在を目指していく。

 新施設は、大阪の旧「フェスティバルゲート」跡地に開業する。住所は大阪府大阪市浪速区恵美須東3丁目。大阪市営地下鉄動物園前駅と直結し、JR・南海電鉄の新今宮駅にも近く、5線3駅が利用可能な好立地。近隣には通天閣や天王寺動物園、スパワールドなど大阪を代表する観光施設も多く、観光客が多く見込める立地となっている。また、関西国際空港からも最速34分で来場可能なため、アジア各国からの集客も見込んでおり、初年度来場者数300万人を目標としている。

 新施設は物販、飲食、食品、多目的ホールの4つのエリアで構成される。物販エリアは、韓流スタープロデュースによるファッションブランドや関連グッズのショップなど、韓国エンターテインメントとトレンドを凝縮したエリアとなる。飲食エリアは、韓流スタープロデュースによる話題のレストランや素材にこだわった本格志向メニューなど、韓国食文化を集積したエリアになる。食品エリアでは、韓国輸入食材のスーパーマーケットを導入し、本格的な韓国食材を購入できる。多目的ホールでは、K-POPコンサート、韓流スターファンミーティング、韓国で話題のパフォーマンスショーなどを催す。

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