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無料3D格闘ゲームエンジン「EF-12」の野望
insiderman 曰く、 「鉄拳」や「ソウルエッジ」など、著名3D格闘ゲームの開発に関わってきた小野口正浩氏が、同氏が手がける3D格闘ゲームエンジン「EF-12」についてGame*Sparkにて語っている。
EF-12は昨年10月にリリースされた「完全無料の3D格闘ゲームエンジン」。これを使って高品質な3D格闘ゲームを制作できるとのことだが、これは単なる「格闘ゲーム制作ツール」ではなく、「eスポーツ」(ゲーム競技会)を普及させ、ゲームの社会的価値を高めるという野望のためのツールなのだそうだ。
現在EF-12では「アバター」と呼ばれるキャラクター数種類と、いくつのかの「ファイトスタイル」が提供されているが、氏は「キャラクターというものが存在しない」格闘ゲームを目指しているという。これは、ゲーム内のキャラクターではなく、プレイヤーを主役とするというためだという。
とはいえ、近年では格闘ゲームのハードルは挙がり続けており、熱狂的プレイヤーと一般ゲーマーの間でもかなりの溝があるように見える。世間で認知が広がっているゲーマーの1人にウメハラ氏がいるが、それに続く存在はまだいない。「上手いゲーマーが世間でヒーローになる」という時代はやってくるのだろうか。
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