田辺三菱製薬、大阪市中央区道修町に新本社建設 総工費は約50億円

2013年7月3日 19:25

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新本社の完成予想図(画像:田辺三菱製薬)

新本社の完成予想図(画像:田辺三菱製薬)[写真拡大]

 田辺三菱製薬は3日、本日、同社発足時の本社所在地である大阪市中央区道修町において新本社の建設に着手したと発表した。2015年1月の竣工を予定している。総工費は約50億円。設計・施工は大林組が担当する。

 新本社は、総合設計制度を採用した地上14階、地下2階の建物で、外装にはコンパクトダブルスキン・カーテンウォールと基壇部を中心にテラコッタ・タイルを採用し、歴史と未来を感じさせる外観とエントランスおよび環境配慮型オフィスを実現する。2階には「田辺三菱製薬ミュージアム(仮称)」を設置する。大規模地震に対応するために免震構造(地下1階柱頭免震)を採用する他、大規模災害発災時に1階から4階の低層部に50時間供給可能な非常用電源設備を装備する。

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