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エアアジア、ANAとの合弁事業解消を検討
マレーシアの格安航空会社(LCC)であるエアアジアが、ANAホールディングスとの合弁会社として2011年8月に設立されたエアアジア・ジャパンについて、同合弁事業の解消などを検討していることが、11日わかった。
エアアジア・ジャパンはこれまで、エアアジアとANAホールディングスの両社間におけるLCC事業に対する考え方や、成田空港の利用方法をはじめとする経営方針の違いについて協議を重ねてきた。また、CEO、CFOを含むエアアジア・ジャパンの経営陣は、主に全日本空輸より任命を受け同社から就任したメンバーで構成されている。
2012年の就航開始よりエアアジア・ジャパンは、コスト管理が十分にできなかったため当初の事業計画の変更を強いられてきた。一方でエアアジアブランドの認知は進んでいることから、エアアジアは日本市場について現在も前向きにとらえており、事業の継続を目指す考え。
しかし、現在エアアジアでは、事業のさらなる成長を図るために、ANAホールディングスとの合弁事業の解消を含めあらゆる方法を検討しているという。関係者間で諸事項についての検討を行っており、ANAホールディングスおよびエアアジア各社の承認を経て各種意思決定を行っていくという。
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