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「能率手帳」が「NOLTY」へブランド刷新、1949年の誕生以来初
日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は22日、1949年の誕生以来多くのビジネスパーソンに愛用されてきた手帳ブランド「能率手帳」を、「NOLTY(ノルティ)」へ刷新すると発表した。
日本の手帳市場は年間生産・出荷冊数が約1億冊と推定され、安定した成長を続けている。JMAMは、ビジネスパーソン向けの「能率手帳」、女性向けの「PAGEM(ペイジェム)」のブランドを中心に手帳事業を展開してきた。なかでも「能率手帳」は戦後間もない1949年に発売され、現在もビジネスパーソンの必須アイテムとして手帳業界を牽引し続けている。
「能率手帳」が多くのファンに愛用される理由は、日本で初めて時間目盛りを入れたことでビジネスパーソンの仕事の効率化をサポートしてきたこと、また常に社会環境の変化や顧客の要望から新しい提案や改善を継続してきた点があげられる。また、手帳の品質についても独自の製品技術や品質管理にこだわり、確かなクオリティと使いやすさを保ち続けてきた。
昨今、仕事のスケジュールやタスク管理がおもな目的であった手帳は、プライベートの夢や目標、日常の出来事などを書き込むツールへと変化を遂げつつある。手帳ユーザーについても、ビジネスパーソンから学生、主婦など幅広い世代、ライフスタイルの人々に広がってきている。
そこでJMAMは、これまでのクオリティはそのままに、若年層をはじめより多くの人々に幅広いシーンで愛用してもらえる手帳を目指し、「能率手帳」を「NOLTY」ブランドへ刷新することとした。
これに伴いJMAMは、今秋より2014年版1月始まり版手帳133種類を「NOLTY」ブランドで、全国書店・文具店にて発売する。また、長年「能率手帳」の印刷・製本など生産工程を担ってきた株式会社新寿堂を子会社化して生産体制を整備し、品質のさらなる追求や手帳以外の生産も視野に入れる。ブランド刷新による新たな顧客の創出と生産体制の強化により、NOLTYブランドの販売冊数を3年間で2012年度比150%まで伸ばすことを目指す。
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