パイオニアが新「サイバーナビ」を発売、ARと情報ネットワークを融合

2013年5月8日 14:18

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AVIC-VH0009HUD(画像:パイオニア)

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  • AVIC-ZH0009HUD(画像:パイオニア)

 パイオニアは8日、AR(拡張現実)と情報ネットワークを融合して新しい価値を提供する新“サイバーナビ”を発売すると発表した。

 パイオニアの“カロッツェリア サイバーナビ”は、常に先進性を追求し、「通信」や「AR」を使用した機能を搭載するなど業界に先駆けた新しい価値を提案してきた。

 今回発売する新サイバーナビは、通信を使った「スマートループ プローブ情報システム」と、車載カメラを使った、ユーザーからの画像情報を組み合わせた新しい情報共有サービス「スマートループ アイ」に対応している。「スマートループ アイ」はユーザーからアップロードされる画像データを共有する通信サービスで、ユーザー数が増えることにより表示されるデータの質や量が向上する。クルーズスカウターユニットと通信モジュールにより、交通状況などを画像情報(静止画)として自動的に収集・配信し、ドライバー間で共有できるため、交通状況などをリアルな画像で確認し、安心で快適なドライブを楽しめる。

 また、目の前の風景に情報を重ねて表示する「AR HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニット」に対応しているため、ドライバーは必要な情報を瞬時に把握でき、視線移動や遠近の焦点合わせの負荷も軽減される。

 さらに、運転に必要な情報をAR情報として実写映像に重ねて表示する「ARスカウターモード」の検知性能を向上させるとともに、「横断歩道予告検知表示」機能を新たに搭載。新機能であるオンライン検索「フリーワード音声検索」では、複雑な入力操作をすることなく、思いついたキーワードを発話するだけで施設などを手軽に検索できる。

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