JINSオンラインショップへの不正アクセス、Struts 2の脆弱性を突かれたのが原因

2013年5月2日 17:59

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 今年3月、メガネのネット販売を行うJINSオンラインショップに不正アクセスがあり、2059件の顧客情報が漏洩する事件があったのだが、5月1日にこれに対する調査報告が公表された(日経ITpro)。

 調査報告によると、Apache Struts 2の脆弱性を利用してシステムに侵入されたとのと。JINSオンラインショップでは脆弱性が指摘された古いバージョンのものが使われていたそうだ。システム構築および保守サポートはベンダに委託していたとのこと。契約内容や保守状況にもよるが、ベンダ側の責任が問われそうだ。

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