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運転中のSiri利用は危険なのか
eggy 曰く、 日本では運転中の携帯電話を手に持って操作することが禁止されているが、ハンズフリーでの通話などについては合法とされている。しかし、運転中に音声で入力が可能なSiriやVlingoといったアプリを使用した場合でも、その危険度は手動での操作の場合とほとんど変わらないとするTexas A&M Transportation Instituteの調査結果が先週発表された。いっぽう、これに対しSiriを共同開発したAdam Cheyer氏はTexas A&Mの調査方法が間違っていると反論している(本家/.、Xconomy記事)。
Cheyer氏の主張によれば、ドライバーが運転中にSiriを操作する際は、アップルが推奨するようにBluetoothのヘッドセットもしくはスピーカーを使用し「Eyes Freeモード」で操作するべきなのだが、Texas A&Mの行った調査では、ドライバーがiPhoneまたはAndroidフォンを片手に持ったまま運転中にアプリを操作していた。しかも、ドライバーはメールを送信する前に文章を見て間違いがないか確認しており、ボタンを押して送信していた。このため、ドライバーは決められたコースを周回していたが、周囲の出来事に対する反応がおよそ2倍遅れてしまったとのこと。
またSiriを「Carモード」にした場合、画面をみなければ出来ないような操作を必要とするコマンドは一切実行に移されない。Vlingoにも「ハンズフリー・モード」があり、テキストメッセージは総て音声変換される。Texas A&Mの調査は、どうやら音声認識アプリの使用方法を誤ってしまったようだ。
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