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ウルトラマン風刀削麺ロボ、大量生産され中国全土に配備されていた
2010年、「ウルトラマン風刀削麺ロボ、中国で登場」という話題があったが、現在ではこの刀削麺製造ロボットが大量生産され、中国全土に配備されているそうだ。あるAnonymous Coward 曰く、
中国の北京にある料理店では「Zhao」と呼ばれているコックロボットが活躍しているという。彼らは麺生地から麺を削り出し、熱湯の中に入れる作業を行う。同じ仕事がでぎる料理人を雇うと年間約40,000元(6400ドル)が必要となるが、Zhaoであれば10,000元(1600ドル)の費用ですむ。また人間と違って休養も必要ない。刀削麺の削り出しは重労働であるため若者がやりたがらない、という背景もあるようだ。
開発者の崔潤全(Cui Runguan)氏によれば、Zhaoと同じタイプのロボットは中国全土の3,000以上のレストラン等に販売されているという。また需要が増えてきたことで、ロボットの単価はどんどん低下する方向にあるという(SingularityHUB、新華社、本家/.)。
中国の「863プログラム」を主導するZhao Jie氏によれば、中国は来年には世界最大のロボット市場になると予想している。中国では経済成長により、雇用賃金が毎年10~20パーセント上昇する傾向にある。このことから、産業用ロボットの需要が増加し、人間の労働力との置き換えが進んできているようだ。
この「量産型刀削麺ロボ」の開発者は「ウルトラマン風刀削麺ロボ、中国で登場」で紹介されていた開発者と同じ人物のようだ(2010年11月にアップロードされた別の動画)。
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